【新唐人2014年1月10日付ニュース】中国共産党メディアによって「慈善家」と称えられている陳光標氏がニューヨーク・タイムズ買収に失敗したと伝えられています。陳氏の成り立ちや慈善活動の動機、会社の帳簿などは謎に包まれており、中国国内のメディアからも、陳氏のいわゆる慈善活動は派手なパフォーマンスに過ぎないと批判されています。
陳光標氏は2011年１月、総額3.3億元の慈善活動の明細書を公表しました。しかし、「中国慈善ランキング」を手がける「公益時報」の職員の調査によると、ほとんどのいわゆる「寄付」は確認できなかったそうです。
その後、「南方都市報」、「南方人物週刊」などのメディアも相次ぎ調査を行い、陳氏の多くの寄付とチャリティー活動はでっち上げであると報じました。
さらに、慈善家であるはずの陳氏は、自分に不利な記事を書いたメデイアの記者を脅迫したり、人を雇ってメディアを公にののしったりもしたそうです。
今回、ニューヨークでの記者会見も派手に行われました。
アメリカに向かう前、今回のニューヨーク訪問には３つの目的があり、ニューヨーク・タイムズ買収よりも他の２つの方がもっと重要であると公言しました。
案の定、７日の記者会見において、陳氏は13年前に中国当局が自作自演した天安門焼身自殺事件を再度持ち出しました。
時事評論家 章天亮さん
「江沢民にとって、迫害政策を維持する唯一の方法は、現職の指導者を押さえる事です。だからニューヨークなどで派手に宣伝するのです。実際は習近平に責任を転嫁し、迫害は習近平がやったかのように国際社会に思わせるためです。しかしこの種のやり方は習近平の反感を買うだけです」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/08/atext1039225.html （中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工）
