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米大使「イルカ漁懸念」に日本が反論

2014年01月22日

【新唐人2014年1月22日付ニュース】キャロライン・ケネディ駐日米大使が18日、短文投稿サイト「ツイッター」に、「イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念する」と書き込みました。これを受け、日本政府は、イルカ漁は日本の伝統的な漁業の1つであると反論し、国際社会に理解を求めました。

 

毎年9月から4月まで、和歌山県太地町ではイルカ追い込み漁が行われます。2009年に公開されたアカデミー受賞映画「ザ・コーブ」によって、太地町のイルカ追い込み漁が世界に広く知られ、批判を浴びるようになりました。

 

環境保護団体シーシェパード

「日本の漁民は金属棒をイルカの背中に刺し、イルカは大量流血した後死にます」

 

環境保護団体シーシェパードは、先週金曜日からわずか数日間で少なくとも250頭のイルカが捕獲され、うち、50頭が水族館に送られ、残りは全部殺されると述べました。

 

18日、ケネディ駐日大使がツイッターで、「イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念する。アメリカ政府はイルカの追い込み漁に反対する」と書き込みました。

 

これを受け、日本政府は20日、イルカ漁は日本の伝統的な漁業であると反論しました。

 

菅義偉官房長官

「イルカ漁業は我が国の伝統的な漁業の1つであって、法令に基づき、適切に実施されていると考えている」

 

菅官房長官はまた、「イルカは国際捕鯨委員会の管理対象外であり、各国が自国の責任で管理を実施している。アメリカに対し、日本の立場を説明していきたい」と述べ、理解を求めました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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