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許志永氏上訴 「悪い判例を残さないため」

2014年01月29日

【新唐人2014年1月29日付ニュース】

夏業良元北京大学教授渡米

ミニブログ(微博)で共産党体制を批判した事で北京大学から解雇された著名な経済学教授、夏業良さんが26日、アメリカに渡りました。アメリカの大学、またはワシントンのシンクタンクでの仕事を考えています。

 

夏教授は、北京大学で13年間教鞭を執っていましたが、去年10月に解雇されました。北京大学の共産党書記は解雇の理由は、夏さんが憲政の実現などを訴える「新公民運動」の発起人、許志永さんを公に支持したからだと示しました。

 

許志永氏上訴 「悪い判例を残さないため」

 

一方、共産党幹部の財産公開など、政治や社会の改革を訴える「新公民運動」の中心的人物、許志永(きょ しえい)さんは先日、「民衆を煽動して公共の秩序を乱した」として懲役4年の有罪判決を言い渡されました。許さんの弁護士側は28日、他の人権活動家に有罪という悪い判例を残さないために、上訴に向けた手続きを進めていることを明らかにしました。

 

他にも6人の人権活動家が許さんと同じ案件で審理を受けており、うち1人は、29日に判決が下されます。

 

弁護士の張慶方(ちょう)さんは、判決は当局が事前に決めたことなので、上訴で当局が刑期を減らすことはあり得ないが、上訴は彼らの主張をアピールする良い機会であると考えていると話しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/29/atext1053026.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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