【新唐人2014年2月11日ニュース】中国の「ロックの父」と呼ばれる崔健さんが、6日、自身が制作した映画のPRのためにニューヨーク大学を訪れました。記者会見では自身の音楽理念について述べたほか、去年年末に中国中央テレビの年越し番組の出演を辞退したことについても触れました。
崔さんは、文化大革命が過ぎて数十年経っているものの、波は依然として同じ方向に打っており、文化大革命はまだ終わっていないと述べました。
また、「天安門に毛沢東の写真が掲げられている限り、時代はまだ変わっていない。だから、中央テレビの番組に出られるか出られないのかの基準は,昔と変わらない」とも述べました。
1986年、25歳の崔さんは「俺には何もない」を歌って中国を風靡しました。1989年の天安門事件の期間中は、バンドを引き連れ、天安門広場で公演を行い、ハンスト中の学生たちにエールを送りました。「俺には何もない」は当時、天安門広場で座り込んでいた学生の中でも広く歌われました。しかし、天安門事件以降、崔さんは当局から公演活動を禁止されました。去年、中央テレビ局から出演依頼があったものの、歌詞の変更を求められたため、最終的に出演を辞退しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/10/atext1059004.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)