【新唐人2014年3月16日付ニュース】14日午前、中国中部の湖南省長沙市の市場で、露天商が刃物で人を切り付ける事件が発生し、加害者を含む6人が死亡しました。
事件は14日午前10時15分、湖南省長沙市の開福区の市場で発生し、殺された被害者の死体が路上に横たわっています。
地元警察のミニブログ(微博)では、露天商2人の間でトラブルが発生し、片方が刃物で相手を殺害したあと、現場から逃走中に通行人4人を切りつけ、2人がその場で死亡、2人は病院で死亡。加害者の露天商は現場で射殺されたと簡単に伝えています。
一方、官製メディアの新華社は、喧嘩になった2人はウイグル族の男であると報道。ひげをはやしている男が取り押さえられる写真が掲載されました。
地元服飾業者
「彼は粉食を売る人で、兄弟喧嘩をしていて、全部で5人でした」
香港ヤフーは目撃者の話として、犯人はウイグル人5人のグループで、うち3人は逃走したと伝えています。
長沙市民 李さん
「ある老女がよけいな事を言ったのが原因で、事件が発生しました。心配ですね。切りつけられたのは皆 老人なので」
事故現場付近にある小学校では、放課後、心配した保護者らが迎えに来ました。事件が中国共産党「両会」閉幕の翌日に発生し、また3月14日はチベットで暴動が発生した敏感な日でもあるため、外界から注目されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/14/atext1081409.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)