【新唐人2014年3月28日付ニュース】習近平国家主席が25日より4日間、フランスを公式訪問しています。フランスの法輪大法学会は21日、パリ警察局に中国領事館前での抗議活動の申請書を提出しましたが、25日、警察当局は活動の禁止令を出しました。この事を受け、法輪功側はパリ警察を相手に訴訟を起こしました。26日、パリ行政裁判所では緊急裁判が行われ、当日夜、パリ警察の禁止令は言論と集会の自由を侵害する違法行為であるとの判決が言い渡され、法輪大法学会の勝訴となりました。
現地時間27日午前10時30分から、中国駐パリ大使館の向かい側で抗議活動がスタートしました。
仏法輪大法学会 唐漢龍会長
「来訪中の習近平氏に呼びかけます。江沢民、曾慶紅、羅幹、周永康、李嵐清 、京など法輪功迫害において、人道に対する罪を犯した犯罪者を即刻法に基づいて裁いて下さい。抗議を行うのはもっと多くの人々に法輪功の迫害状況を知ってもらい、迫害を早く停止させるためです」
AP通信の記者も現場を訪れ、抗議活動を取材しました。
習近平主席が中国大使館付近のフォーシーズンズホテルに滞在していることもあり、法輪功側の弁護士は、今回の抗議活動および警察との訴訟で勝ったことは重要な意義があると述べます。
Gabard弁護士
「以前の請願活動も非常に平和的で、公共の秩序を乱すような問題もありませんでした。本日中国大使館の前で請願するのは重要な象徴的な意義があります。パリ行政裁判所は当方の勝訴判決を下し、警察当局に禁止令の解除および、法輪大法学会の活動を許可するよう命じました」
習近平主席は今回のフランス訪問で180億ユーロの契約を結びました。パリ市内では交通規制が行われ、至る所に警察が配備され、市内は緊張したムードが漂っています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/28/atext1090820.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)