【新唐人2014年4月7日付ニュース】中国河南省の鄭州市は環境保護団体「グリーンピース」によって2013年中国で最も汚染が深刻な都市第10位に選ばれた。鄭州市の市民は外出から戻ると、鼻が真っ黒になるという。
3月末、景勝地「老君山」のアピールのため、海抜1800メートルの十里画屏から新鮮な空気が缶とパックに詰められ、鄭州市の街頭で市民に無料で提供された。
妊娠8ヶ月の妊婦は、「新鮮な空気を吸い、とても気持ちがいい。新鮮な空気を吸った時、お腹の赤ちゃんも動いてくれた」と話す。
中国では2013年以来、15%を超える地域のPM2.5の濃度が400マイクログラムを超えている。一方、米国環境保護局の規定では、PM2.5の濃度300マイクログラム以上は深刻な汚染に分類される。
世界保健機関WHOは今年2月、中国の大気汚染はすでに危険なレベルに達していると発表した。
(翻訳/坂本)