【新唐人日本2010年12月30日付ニュース】12月に入ってから、ロシア連邦カルムイク共和国の首府、エリスタ市では、未確認飛行物体、いわゆるUFOの目撃情報が絶えない。しかも、カルムイク共和国の前大統領は、かつて宇宙服を着た宇宙人に接触したことがあると公言している。
ロシア紙“独立新聞”の12月28日付の報道によると、12月に入ってから10日に1回の割合で、エリスタ市の住民数百名がUFOを発見している。そのうち最近のケースは、12月22日、エリスタ市の多くの住宅街でUFOが目撃された件だ。明るい丸い物体が午後3時に出現してから、夜の7時までずっと光を放ち続けていたという。内側の丸いものは時計回りに回転し、外側の丸いものは逆時計回りに回転。また、三角形の飛行物体も目撃されている。これは外側に光線を放っていた。この2つの現象は、すでに写真に収められ、地元のテレビ局でも流された。これに対し、地元記者はおそらく地球の物理現象だろうと述べた。
報道によると、エリスタ市の多くの住民はこの事件に対し真剣で、唯物的な観点で有名な政府高官まで真面目にとらえているそうだ。カルムイク共和国のキルサン・イリュムジーノフ前大統領も、UFOの出現には驚かないと発言。前大統領は、かつて同じ類の事件に遭遇しているからである。“あれらFUOは今、いたるところに出現している。モスクワにさえ出現した”。さらに、人類が地球外の文明を信じることは正常なことであり、逆に信じないのは、“人類の身勝手と傲慢である”と指摘した。
2010年の春、前大統領はテレビ局の取材を受けた際、“宇宙人”に会ったことがあると告白。1997年9月18日の夜、モスクワの自宅で読書をし、テレビを見てから休もうとした時、誰かがベランダで呼んでいる気がした。そちらに目を向けると、半透明の1本の管が入ってくるのが見えた。管の中には、数多くの宇宙服を着た人がおり、それらと意識を通じて語らった。宇宙人からよい待遇を受けたうえ、宇宙船も見学させてもらった。“宇宙人は、他の人と接触する準備はまだできていないと言っていた”
この取材が放送されると、ロシア自民党のレベジェフ議員は、メドベージェフ大統領に対し、このイリュムジーノフ前大統領の発表した状況について詳しく調査することを要求。議員は、前大統領が単に宇宙船を見学しただけではなく、重要なことをもらしたのではないかと案じているためだ。
中国語“大紀元”より転載
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。
