【新唐人2014年04月25日】中国の浙江省では教会堂の強制立ち退きが半月ほど前から続いていますが、温州市永嘉県では強制立ち退きを防ぐために、信者2000人が昼夜教会堂を守っています。
24日午前、浙江省温州市平陽県のカトリック教会の「銭倉教会堂」が強制立ち退きに遭いました。阻止しようとした信者らが殴打され、複数が負傷。舟山市では、22日早朝、「白泉キリスト教会堂」の十字架が取り外されました。
永嘉県の「三江教会堂」も強制立ち退きに直面しています。
「三江教会堂」信者 文さん
「昨日 平陽の教会堂が取り壊され、5人が入院しました。こちらでは数千人が
毎日教会堂で賛美歌を歌いながら、祈っています。政府は何人もを連行し、未だに拘束しています。多くの教会堂の立ち退きが予定され、こちらでは大勢が
抵抗しています」
信者によると、「三江教会堂」は8年前に前任の温州市長の許可を得て建設し始めましたが、内装はまだ終わっていません。教会堂の立ち退きは浙江省共産党委員会書記の命令だそうです。
「三江教会堂」信者 林さん
「2千人以上が未だに続けています、軍隊まで出動し、ここ数日は社会の人を集めて来て、信者を装って、暴力を振るっています。キリスト信者に罪を着せ
拘束するためです。ある教会堂は手続きがそろっているにも関わらず、昨日取り壊され、血も流れました」
22日、温州市の信者らは各地の信者に三江教会堂を守り、信仰の自由を守るための助けを求めました。各地の信者らも情報を聞きつけ、相次ぎ支援に駆けつけています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/25/atext1105515.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/吉原)