【新唐人2014年4月30日】4月28日、中国福建省福州市で乗用車が次々通行人をはね、７人が死亡し、12人が負傷しました。死亡者のうち、３人は児童です。当局の発表によると、男は離婚問題で情緒不安定になり、車で人をはねたそうです。
目撃者によると、28日午前11時頃、男は車を疾走させ、通行人を次々はねました。下校途中の小学生とその保護者、通行人など20人近くが死傷しました。うち、迎えにきていた年配者と２人の孫がその場で死亡しました。
福建省福州市閩侯県青田鎮 自営業者
「６人が死亡し、もう１人が病院で死亡しました。男は車で青口から深池に向かいました。中学校に向かっていたら、もっと死者が出たでしょう」
報道によると、男は人をはねた後も逃走せず、損傷の激しい車を路上に止め、タバコを吸ったそうです。その後も車からおりようとせず、ガソリンをちらつかせながら、爆発させると脅迫。警察が窓ガラスを割り、高圧放水などで、男を現行犯逮捕しました。
福建省人権活動家 莊磊さん
「庶民の生活は悲惨です。生活上の圧力が大きく、それに不公平な事も多いのです。社会に対する失望から、このような極端な事件が発生するのです」
地元メディアの報道によると、男は今年37歳の林建新。当日の午前９時、妻との離婚案件をめぐり、裁判所で審議が行われたそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/29/atext1106365.html （中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工）
