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中国で広がる偽豆腐――偽造防止タグまで使用

2011年01月02日
中国で広がる偽豆腐――偽造防止タグまで使用

【新唐人2011年1月3日付ニュース】中国の湖北省や湖南省などで、次々と偽ブランドの豆腐が発見されている。包装には、本物にしか使用できないはずの偽造防止のタグさえ付けられている。このタグ製造の機械だけで、800万元、日本円で約1億近くもするという。

 
台湾“中央通信社”によると、江蘇省蘇州の食品会社“千頁豆腐”の湖南省・湖北省での売り上げが、大きく下がった。当局の調査で、製品の包装がまったく同じで、見分けがつかない偽造ブランド豆腐が発見された。
 
偽造品は、工場名や住所、衛生許可証のフォントなど、本物の“千頁豆腐”とそっくりだったばかりか、偽造防止のタグまで付いていた。本物製品の工場職員、楊師鋒さんによると、この偽造防止のホログラム・タグの製造機は800万元、日本円で1億近くもするという。包装を提供する印刷工場の規模の大きさが、ここからうかがえる。
 
逮捕された職員、周容疑者によると、現場では大豆分離蛋白、大豆油、変性でんぷん、塩、うまみ調味料を一定の割合で混合し、攪拌。さらに氷と色素を加えて攪拌を続けてから、型に入れて蒸し、最後に包装する。
 
偽豆腐を作っていた工場の工場長、雛容疑者は、自身の製品と“千頁豆腐”は全く関係がないことを認めた。当局から許可が下りてこないために、他人の包装を使い生産、販売したと述べている。
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