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台北地下鉄無差別殺傷事件から1週間 各駅で追悼

2014年05月28日

【新唐人2014年5月28日】台湾の地下鉄の車内で5月21日に発生した無差別切り付け事件では、4人が死亡し、20人以上が負傷しました。27日、台北メトロは、事件が発生した時刻に合わせて、午後4時26分から31分まで、各駅のプラットホームの489台のテレビ画面に、黒の背景に白文字で書かれた追悼文を一斉に映し出し、犠牲者への哀悼の意を表しました。

 

午後4時26分、地下鉄の各駅のプラットホームに設置されている489台のテレビ画面が一斉に白黒の画面に変わり、21日の無差別切り付け事件で亡くなった犠牲者4人のために、初七日の黙祷を捧げました。

 

市民

「台湾人民は事件の影から抜け出して、勇敢に立ち上がるべきです。黙祷は死者への哀悼です」

 

市民

「事件の発生は遺憾ですが、台湾はまだまだ暖かい所です」

 

事件発生後、台湾の暖かさは至る所で見られました。新北市では心理カウンセラーがシフトを組んで、事件のあった江子翠駅の出口で、市民の為に無料カウンセリングを行いました。

 

心理カウンセラー 金克剛さん

「事件がもたらした恐怖と怒り、特には恐怖感ですが、地下鉄に入るとすぐこの気持ちに襲われます。無意識的にすぐに事件と結びつけられ、消し去るのは難しいのです」

 

27日夜、江子翠駅の外には大勢の市民が集まり、キャンドルを灯して、犠牲者のために祈りを捧げました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/05/27/atext1112263.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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