【新唐人2014年6月7日】中国の人権派弁護士、滕彪氏は、当局や自身の所属する中国政法大学の圧力に屈せず、6月4日、香港で行われた天安門事件の追悼集会に参加し、堂々たる発言をして、絶賛されました。人権派弁護士として歩んだ10年を悔いていないとも語っています。
追悼集会で堂々たる発言をした滕彪氏に対し、ネットでは「今夜、ビクトリア公園で一番、輝いていた」と称賛の声が上がりました。滕彪氏はまた、この25年間における中国の最大の変化は、民衆が目覚めたことだと語ります。
人権派弁護士 滕彪さん
「より多くの人が立ち上がり、民主や自由を求めています。過去25年の最大の変化です」
6月5日、滕彪氏はテレビ番組の中で、自分と中国に残してきた家族の安全を非常に案じていると述べたものの、人権派弁護士として歩んできたこの10年を悔いはないとも発言しました。
また追悼集会には、大陸の庶民も大勢、参加しました。中国の実業家、黄(こう)さんは今年で6回目の参加です。「現在の中共は腐敗しきっており、汚職官僚も次々と海外に逃げているため、民衆はこの政権に失望している」と語りました。
中国の実業家 黄さん
「貧富の格差 社会の矛盾が深刻です。中国の発展は難関に直面しています。経済は発展しつつ政治は後退しました。これを解決しないと この社会は崩壊します」
集会が行われた日、様々な団体が無料で資料を配りました。例えば、中国の実情を深く掘り下げて報道することで定評のある「大紀元時報」も集会の参加者に歓迎され、合わせて3万部あまりが配られたそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/06/a1114640.html (中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/吉原)