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香港複数団体「香港白書」に抗議

2014年06月14日

【新唐人2014年6月14日】先日、中国国務院が発行した白書『一国二制度 香港での実践』が、香港市民の怒りを引き起こしています。11日、複数の民間団体や政党が、中央政府駐香港連絡弁公室(中聯弁)前で抗議活動を行い、6月22日の住民投票および中国返還記念日である7月1日に行われる大規模なデモ行進に積極的に参加するよう市民らに呼びかけました。

 

「香港は香港人が統治する。『限度』白書は要らない、6月22日に投票し 、7月1日に街に出る、公民が指名し、 最後まで堅持する」

 

社会民主連線、人民力量、学民思潮、保衛香港自由聯盟、街工および新民主同盟など8団体の数十人が、西区警察から中央政府駐香港連絡弁公室(中聯弁)までデモ行進し、香港の民主主義を牽制する白書に抗議しました。

 

社会民主連線 黄浩銘さん

「香港の自治地位を矮化し、香港人による自治の承諾を破壊し、香港自治に死を宣告するようなものです」

 

香港立法会議員 陳偉業さん

「中央政府の統治は経済、社会、文化、移民投資を通して、香港を植民化することです」

 

学民思潮のメンバーは、白書は『危険建築物の中の無許可建築物』だと述べます。

 

香港学民思潮メンバー 黄之鋒さん

「香港市民の普通選挙を阻止するためで、絶え間なく保塁を積み上げています。しかしこれらの保塁は我々にとって、何の脅威でもありません。香港人が団結して、『6.22』投票と『7.1』デモを行いさえすれば、これらの土の保塁は自ら崩れ去ります」

 

抗議者らは冥銭(あの世のお金)を中聯弁の中に撒き、白書を燃やしました。この他、香港法廷弁護士公会(Hong Kong Bar Association)は白書の内容に反論する声明を出し、裁判官を香港の治者と見なすべきではなく、さもなければ香港の裁判所は政府の道具に思われると強調しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。                                     

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/06/12/atext1115825.html (中国語)           

(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/伊)

 

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