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中共のスパイの誘い 拒んだ男性の恐怖の体験

2014年06月26日

【新唐人2014年6月25日】あるカナダ人男性は、中共当局からスパイになる話を持ちかけられ、拒んだあと拘束されましたが、家族や友人の助けで、先週、カナダに無事、帰国しました。ただ、彼と家族は今も不安を感じています。

 

ライアン・コリンズ(Ryan Collins)さんは、中国で恐ろしい体験をしたので、サングラスを外そうとしませんでした。

 

ライアンさんは2010年、広東省深セン市に移住し、コンピューターのビジネスをやっていました。ある客にパソコンを販売したところ、もっと売ってほしいと言われました。

 

ライアン・コリンズさん

「彼のソフト会社に行くと協力を望まれました。『カナダの情報を盗むスパイになれ』と」

 

客の申し出を拒むと脅迫を受けたばかりか、警官も会社にやってきました。

 

ライアン・コリンズさん

「警官に米国政府のスパイだろうと言われ、笑ったあと、こう告げました。『私は米国のスパイになれない、カナダ人だから』」

 

警官から帰宅を許されたものの、1週間以上経った頃、逮捕状もないまま、警察に強制連行されました。彼の婚約者が面会しに行ったところ、彼はスパイで死刑になると告げられたため、婚約者は、警察とある取引をしました。

 

ライアン・コリンズさん

「警察との取引内容は違法行為をしたと認めて、10日間の拘留と1万元を支払うこと。一生 中国に入国できなくなり、カナダに強制送還されるのです」

 

その後、通訳すらいないまま自供を取られ、8日間、拘留されてから、香港に移送されました。

 

彼の銀行口座も凍結されたため、家族がお金を工面して、カナダに戻る航空券を購入しました。

 

ライアン・コリンズさん

「あそこは人権がありません。電話で弁護士を呼べず、裁判で自己弁護もできません。無理やり罪を認めさせられ、愛する中国を追われました」

 

ライアンさんは、自分を陥れた客には大きな後ろ盾があると語りました。

 

ライアン・コリンズさん

「父親は軍隊におり、軍隊に守られていると聞きました。他の人の話では、彼は中国の国家安全局に保護されており、好き放題にできます」

 

ライアンさんの父親 ウェインさん

「まだ息子の身が心配です。カナダ領事館に用心するよう言われました。息子を探しに、すでに誰かが来たかも知れませんから」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/24/atext1118592.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

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