【新唐人2014年7月11日】9月に台湾では、「台北テレビフェスティバル」が開かれますが、今年は我々の番組「外人が見る中国」も、他の番組と共に出展予定です。例えばヒューストン国際映画祭で、台湾作品の初受賞となった児童アニメ「ヘブン・キッズ」、去年新唐人が出展した時にあるハプニングがありました。元々出展予定だった中国本土のメディアが新唐人の出展を知ると、ボイコットすると言って来たのです。最終的に本当に出展しませんでした。
この決定に対し、主催者である台湾文化部の龍応台部長も自分の見方を述べました。「台湾はオープンな社会で、我々のルールもオープンですから、専門的な問題とは無関係の理由で、このイベントへの参加を拒否することはありません」。去年このような決定を下して、台湾の言論の自由を守った龍部長と文化部には感謝申し上げます。
台湾文化部は今年も同じ圧力に直面していると思います。そこで今年はネットユーザーの皆さんにお願いしたいと思います。皆様には各種の方法と通じて、文化部に手紙を送るとかなどで、我々の出展を支持してほしいのです。また文化部は引き続き、台湾の言論の自由を守ってほしいですね。
実は、数年前にロンドンで記者をしていた時、新華社の記者に会った事があります。「なぜロンドンで記者をやっているのか」と聞くと、「将来英国のメディアに入りたい、英国のメディアには言論の自由があるが、新華社にはない」と言いました。
私の立場から言うと、中国メディアが台湾に来て、イベントに出展することによって、報道の自由と職業道徳について交流できるのも良い事だと思います。しかし、中国が台湾または国際メディアの出展を妨害するのはよくないと思います。正確には「中共」と言うべきですね。複数の中国メディアが出展をボイコットするのは、きっと高層部の力が背後で働いた結果だと思います。私が思うには中国メディアが台湾に来て、ロンドン駐在の新華社記者のように、彼らが普段接触できない「言論の自由」などを目にする事を恐れるからでしょう。
ネットユーザーの皆様にお願いしたいのは、各種方法で新唐人を支持するほか、我々の番組が出展できるように支持し、同時に台湾文化部にも引き続き、台湾の民主価値観を堅持して欲しいのです。もちろん 無事出展する事ができれば、その時に機会があれば、ぜひとも皆様に感謝の意を述べたいと思います。本日はここまで、又次回お会いしましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=NIVU4_8fX-Q (中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/李)