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【禁聞】習近平アルゼンチン訪問中 大使館幹部逮捕

2014年07月24日

【新唐人2014年7月24日】中国の指導者の外国訪問の際に、必ず目にするのが大勢の抗議者たちです。世界各地の法輪功学習者らも当局が1999年に迫害を発動して以来、抗議を続けています。一方、世界各地の中国大使館はこの種の抗議の妨害に余念がありません。先日、習近平主席のアルゼンチン訪問期間中、法輪功学習者への襲撃を命じた中国大使館幹部がアルゼンチン警察に連行されました。

 

7月18日、習近平国家主席がアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスに到着し、4日間の公式訪問を始めました。アルゼンチンの法輪功学習者らは習主席の滞在先であるシェラトンホテルの前で「習近平を歓迎する」、「法輪功への迫害を即刻停止せよ」、「法輪功迫害のならず者集団を裁けよ」などの横断幕を掲げました。

 

午前11時、中国大使館と密接な関係にある地元の「華人スーパーマーケット協会」および「福建同郷会」の責任者数人が法輪功学習者に対し、脅迫を行いました。中国大使館が雇った手先らも相次ぎ現場に現れ、法輪功学習者らを襲撃し、横断幕とパネルを奪おうとしました。現場では大使館の副武官がこれらの手先に指示を出していました。

 

アルゼンチン法輪大法学会 傅麗維さん

「指導者が来た時、大使館が最も恐れるのは、法輪功のパネルや横断幕が指導者の目につくことです。全世界の中国大使館はみなこれを恐れています。ゴロツキのような彼らの奪い方にはアルゼンチン警察も驚き、『危険すぎる』と上に報告しています。丸腰の我々に対する態度があまりにも悪く、猖獗きわまりないのです」

 

アルゼンチン法輪大法学会の責任者、傅さんによると、アルゼンチン警察は中国大使館側の暴行を目撃してから、警察を増派して、手先らが法輪功学習者に接近できないようにしました。

 

習主席の車列が近づいて来た時、大使館の副武官が合図を出すと、手先らは一斉に飛びかかり、横断幕を奪おうとしました。アルゼンチン警察は棍棒で彼らを止めました。その時に習主席の車列が通りました。

 

19日午前、習主席はアルゼンチン国会を訪れました。法輪功学習者を守るためにアルゼンチン警察当局は機動隊を出動して中国大使館の手先らが接近できないようにしました。しかし、中国大使館の副武官は他の工作員に警察の警戒線を突破するよう指図しました。最終的に副武官は警察に連行されました。

 

アルゼンチン法輪大法学会 傅さん

「あの副武官は警察に我々を追い出すよう求めましたが、警察は無視しました。手先らは強引に警戒線を突破しようとしましたが、警察に押さえつけられました。狂気に満ちた彼らは再度立ち上がり、こっちに来ようとしました。この時、私服警官が現れて、別の警察とともに彼を押さえつけ、手錠をかけて、連行しました」

 

傅さんは、習主席は国会から出た時に階段の上から法輪功学習者が掲げている横断幕を見たはずだと言います。車列が国会を離れるときも、再度法輪功学習者らを目にしました。

 

傅さんは、中国大使館の手先の当日の様子をディスクに焼いて広く配ると同時に法的措置を取ると話しました。

 

アルゼンチン法輪大法学会 傅さん

「こちらの大手テレビ局に当日の映像を全部送り、報道してもらいました。月曜日の夜には3番目に大きいテレビ局も放送予定です。次は抗議書簡を持って、国会に行って陳情します。当日の映像をCDに焼いて、みんなに配ります。明日は裁判所に行って、彼らを提訴します」

 

情報によると、2005年12月、元政法委員会書記の羅幹のアルゼンチン訪問期間中、法輪功学習者らは羅幹を「ジェノサイド」と「拷問の罪」でアルゼンチン連邦裁判所に提訴しました。

 

案件審理の過程で、裁判官は羅幹の上司である江沢民が法輪功迫害を発動した第一人者であると判断し、江沢民案件も一緒に審理を行いました。

 

2009年12月17日、裁判官はアルゼンチン連邦警察国際刑事警察部に、江沢民と羅幹に対し、「人道に対する罪」で逮捕状を発行するよう命じました。

 

裁判官は142ページにわたる法律文書の中で、中国共産党の法輪功に対する迫害および、江沢民と羅幹がその中で果たした役割について詳しく陳述しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/22/a1124573.html (中国語)

(翻訳/龔 編集/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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