HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

太陽系外に岩石惑星発見――“人類史上最も重要な科学発見の1つ”

2011年01月14日

【新唐人日本2011年1月15日付ニュース】先日、アメリカ航空宇宙局――NASAは、太陽系の外で、最も小さな惑星を発見し、“ケプラー10b(Kepler-10b)”と名づけました。これは、人類史上、最も重要な科学発見の1つともいわれています。

 
NASAのケプラー探査機は、560光年離れた“白鳥座”の羽の部分で、この太陽系外惑星――ケプラー10bを発見。しかし、これまで発見されたものと違い、ケプラー10bは、体積が地球の1.4倍に過ぎず、岩石で構成されており、巨大なガス惑星ではありません。
 
専門家によると、これは人類史上最も重要な発見の1つです。ケプラー10b は、巨大なガス惑星ではなく、地球のような岩石の惑星だからです。地球のような惑星の発見に一歩近づいたといえます。
 
しかしケプラー10bには、生命体はおそらくありません。恒星との距離がわずか320万キロ、地球と太陽の距離の1億5000万キロに比べると近すぎます。ケプラー10bの恒星の表面は、摂氏1370度、溶岩よりも高温です。
 
1992年に太陽系外惑星が確認されて以来、これは518個目に発見された太陽系外の惑星です。特に、ケプラー10b のような岩石の惑星は、地球外生命への好奇心を改めてそそります。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。

 

トップページへ