【新唐人2014年8月19日】香港では17日、親中派団体が組織した反民主派デモが行われました。主催者は19万3千人が参加したと発表しましたが、香港の複数のメディアによると、参加者はお金で雇われた人がほとんどだったそうです。
17日、香港の親中派団体が主催した「セントラルの占拠に反対するデモ」に、20万人近くが参加したと発表されましたが、香港の香港有線電視、NOWニュース、アップルデイリーなどの記者は現場で、主催者側が参加者に現金などを配っている姿を捉えています。参加者1人あたり200から300香港ドルが配られていたそうです。フランスのRFI、ボイス・オブ・アメリカなど複数の外国メディアもこの反民主派デモの茶番劇を報じました。
香港の雑誌「開放」の編集長、金鐘さんは、中共はデモでニセの民意を造りあげようとしているが、恥をさらすだけだと切り捨てます。
香港誌「開放」の編集長 金鐘さん
「大陸人を金で雇っていて、3〜4時頃にはすでにいなくなっています。醜態の限りを尽くしています。民主社会の市民の自発的な抗議運動とは本質的に違います。一方は自発的で、もう一方は受動的で組織されたものです」
今回のデモによって、1500以上にのぼる中共の地下党員組織が明らかになりました。「開放」誌もかつて報道したことがありますが、1997年以前は20万人の地下共産党員が香港社会の各階層に浸透していました。金鐘さんは1997年以降はさらに増えていると見ています。
香港誌「開放」の編集長 金鐘さん
「中国に返還後、共産党が香港に浸透し、香港の各業界に彼らの人がいます」
一方、今回のデモのあと、中共の様々な手段がメデイアによって暴露されたので、かえって香港の民主の勝ち取りに有利になったとも話しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/19/a1131384.html(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)