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天安門事件元学生リーダー 高智晟氏に敬服

2014年08月21日

【新唐人2014年8月21日】無実の罪で服役していた人権派弁護士の高智晟氏が先日、ようやく釈放され、世界から注目を浴びています。高弁護士について、天安門事件の元学生リーダー、封従徳さんは、弾圧や拷問を恐れず、正義の弁護をした真の勇士だと絶賛しました。さらに高弁護士が真の自由を得られるよう、世界中に応援を呼びかけています。

 

天安門事件の元学生リーダー 封従徳さん

「高氏は中国の人権派弁護士の中で、最初に法輪功の弁護をしました」

 

封従徳さんは高弁護士について、中共の独裁政権下で正義の弁護をすれば、自分と家族が弾圧に遭うことを十分に承知していたはずだと述べます。

 

天安門事件の元学生リーダー 封従徳さん

「通常人には同情心があります。子供が井戸に落ちたら、当然手を伸ばし子供を助けます。高氏も同じです。法輪功学習者が受ける拷問を見て、臓器狩りも含みますが、彼は当然心を痛めたのです。彼のすごい点は普通の人は恐怖を感じますが、彼は恐怖を超越したことです」

 

封従徳さんはずっと、高弁護士の安否を気にかけていました。彼が生きて刑務所から出られたことに、大変な喜びを感じると言います。

 

天安門事件の元学生リーダー 封従徳さん

「刑務所の人間は直接彼を脅したそうです。『入ったら生きて出られないぞ』と、彼に様々な拷問もしました。肉体的、精神的に苦しめたほか、棺おけのような小部屋に入れて、外部と完全に隔絶しました。非常に残酷です」

 

高弁護士は長期間、棺おけのような小部屋に入れられていたため、言語能力を失ったのだろうと封従徳さんは考えます。しかし、残酷な拷問を受けても、高弁護士は屈服しませんでした。

 

天安門事件の元学生リーダー 封従徳さん

「中国は恐らく近々歴史的な転換点を迎えるでしょう。つまり中共の独裁体制にピリオドが打たれるのです。その大転換の中で、高氏の犠牲と貢献は重要な位置を占めます。丸腰で戦車の前に立ちはだかった青年と同じように、命を懸けて独裁政権と闘いました」

 

また、高弁護士が生きて刑務所を出られたのは、国際社会の関心があったからこそだとも考えています。

 

天安門事件の元学生リーダー 封従徳さん

「懲役5年執行猶予3年だったので、実際は8年です。ようやく釈放されましたが、まだ完全に自由ではありません。世界中の正義感のある方は高氏に関心を持ち続けてください。高氏が自由になり、家族と再会できるように」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/19/a1131408.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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