【新唐人2014年8月21日】2004年のインド洋津波では、数知れない人が家族との別れを経験しました。あれから10年。インドネシアのある家族は、最近、娘に続いて息子とも再会を果たしました。
当時7歳だったセプティ・ランクティ(Septi Rangkuti)さんは、大津波にのまれて、家族と離れ離れになりました。長年、路頭に迷っていましたが、その後、ある夫婦に出会ってからは、彼らのネットカフェで寝泊りしていたそうです。
この夫婦が最近、テレビでランクティさんの写真を見て関係部門に連絡したことが、再会のきっかけになりました。
ランクティくんの両親は、先日、津波で行方不明になった娘、ジャナさんと再会したばかりです。当時4歳だったジャナさんは、ある漁師に救われて育てられました。そして今年6月、偶然、伯父に発見されたため、我が家に戻れたのです。
これを受け、地元のテレビ局が彼らの家族写真を放映したところ、ネットカフェの夫婦の目にとまりました。
2004年、スマトラ島沖大地震とインド洋津波により、29万2000人が亡くなったと言われますが、そのうち23万人がインドネシア人で、3分の1が子供でした。また、2万2000人が行方不明となり、約500万人が家を失いました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/20/a1131852.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)