【新唐人日本2011年1月19日付ニュース】1月18日、胡錦濤主席がアメリカを公式訪問した当日、台湾では、10年ぶりの大規模なミサイル発射実験が行われました。台湾側は、防衛能力を上げるのが狙いだと説明します。
18日、台湾国防省は、台湾南部の屏東で、ミサイル発射実験を実施。合わせて19発が発射され、6発は目標をはずしました。現場で視察した馬英九大統領は、これに不満を示しました。
実験は米中首脳会談の当日に当たり、しかも数日前には、中国軍が最新戦闘機のテスト飛行を実施。このため、実験が行われた時間が注目を浴びました。ただし、これは防衛性のものだそうです。
この問題に詳しい、香港のジョセフ・チェン教授は、“台湾当局は、拡張を続ける中国の空軍に対処しなければならない。そのために、最新の戦闘機やより進んだミサイルの購入について、多くの議論がなされる”と述べます。
米中首脳会談では、アメリカの台湾への武器売却も議題になる予定。
目下、アメリカの上院議員25名が、首脳会談の前夜、連名で書簡を提出し、台湾への防衛性の武器売却を続けるよう、オバマ大統領に促しました。
目下、中国には台湾に向けて1500発のミサイルが配備されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
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