【新唐人2014年10月5日】香港市民が雨傘で催涙弾から身を守ろうとしたため、一連の抗議活動は「雨傘革命」とも呼ばれ始めました。この事態に対し、日本政府も「自由な香港を望む」と述べました。
香港の雨傘革命の6日目、梁振英(りょう しんえい)行政長官が辞職を拒んだあと、日本政府が初めて公式に態度を表明しました。
内閣官房長官 菅義偉氏
「我が国としては香港においてですね。引き続き一国二制度の下に、従来からの自由で開かれた体制の維持をされて、我が国との緊密な交流関係がですね、維持されていく、このことを強く望んでいきたいと強く思います」
またメディアも辛らつな批判を展開しています。
日本の英字誌 「ザ・ディプロマット(The Diplomat)」は、中共は恐らく、梁振英行政長官の退任により、一連の抗議を収束させようとしているが、今のところ、いずれも表面的な現象にすぎないと分析しています。
オンラインニュースサイト「Quartz(クォーツ)」は、デモ活動の間、梁振英行政長官は極めて無能であったと指摘しました。心の内に「マキャベリ」、つまり、蜜を混ぜ込んだ毒薬を隠し持っているとも述べています。
最新のアジア・南太平洋版の「タイム」の表紙は「雨傘革命」が飾りました。タイトルは「香港よ 立ち上がれ」です。梁振英行政長官が辞職を拒否したあと、「声明はデモ隊を喜ばせない」という文章を発表し、香港はさらなる衝撃に見舞われると暗に指摘しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/03/a1143432.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)