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親中共派 刃物でバリケードを強制撤去

2014年10月14日

 

【新唐人2014年10月14日】香港政府が学生との対話を封じたあと、学生らが占拠を続けている金鐘(アドミラリティ)、旺角(モンコク)などに再度、顔をマスクで隠したいわゆる「セントラル占拠反対派」が現れ、暴力的にバリケードなどを破壊し、衝突を起こしました。現場からの報道をご覧ください。

 

記者

現在香港時間(13日)午後4時です。デモ参加者らが設置したバリケードがありますが、少し前の午後1時半頃、大勢の親中共派団体がマスクをしたグループを引き連れ、強制的にバリケードを撤去しました。双方で激しい衝突が発生しました。

 

朝にも、交通渋滞を理由に、警察がバリケードなどの障害物を取り除きました。午後1時半頃から、黒い服にマスクをしたグループが大型ハサミやペンチなどを持って現れ、手当たり次第学生らが設置したバリケードを取り外し始めました。学生や市民が阻止したところ、取り囲まれ襲撃されました。その後、運送業とタクシーの運転手のグループも現場に現れ、警察にバリケードの撤去を求めました。

 

現場でこの状況を目撃した学者は、香港政府と中共のマフィア勢力が背後で操っていると非難します。

 

香港浸会大学政治及国際関係学助教授 黄偉国さん

「政府は学生の要求に応えず、警察、共産党、マフィアと共に学生が設置したバリゲートを撤去しようとしています。政府には誠意がないばかりか、最大の問題は政府が背後でマフィアを操り、破壊工作を行っているのです」

 

また、梁振英は意図的に香港を離れ、それから暴力的な排除を命じており、その手段は非常に卑劣であると非難します。学生連合会と学民思潮、オキュパイ・セントラルも政府の暴力的な排除を非難し、市民に徹夜で3つの占拠現場を守るよう呼びかけています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/14/a1145835.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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