【新唐人2014年10月18日】民主派デモの現場で連日暴力的に強制排除を行う香港警察の姿が、人々を唖然とさせました。これまでの香港警察のイメージが完全に崩れ落ちました。
15日夜、デモ隊が占拠していた金鐘(アドミラリティ)と政府本部庁舎北側の龍和道(ロンウォー・ロード)で、香港警察は丸腰のデモ参加者に対し、催涙スプレーなどを使用し、強制排除を行いました。もし制服を着ていなかったら、きっとマフィアだと勘違いしたことでしょう。まずはこちらの映像をご覧下さい。
警官7人が、獲物(えもの)でも扱うかのように、デモ参加者の1人をどこかへ運んで行きます。暗がりだと誰にも見られないと思ったのでしょうか。男性を地面に投げつけると、殴る蹴るの暴行を加えます。うち1人は回りを警戒しています。
先ほどの映像にはっきり映っていましたが、彼らは香港警察の制服を着ています。今までの香港警察のイメージが完全に覆されました。10月15日。香港ではこの日、似たような光景が多く見られました。
道路の占拠に参加した人に対し、男女かまわず、暴力的に扱います。
あるいは、盾で追い払い、警棒で殴りつけます。
さらには、デモ参加者が着用しているゴーグルをはずして、目に催涙スプレーを吹き付けます。人が倒れて無抵抗でも、手を緩めません。
反発する者に対しては、複数人が飛びかかり、取り押さえます。
メディアの記者やカメラマンであっても容赦ありません。ある記者は「生きるのが嫌になったのか」との罵声と共に強制排除されたそうです。
目を疑いたくなるような光景ばかりですが、これが今の香港です。
人々のイメージの中の香港警察は、治安のために、市民のために、命がけで職務に就いていました。
しかし、今の香港警察の行いを目の当たりにし、ここは本当に香港なのかと、疑わずにはいられません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/16/a1146509.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)