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ランランの政治身分が暴露

2011年02月04日

【新唐人2011年1月31日付ニュース】ホワイトハウスの晩餐会で反米曲を演奏した中国人ピアニスト・ランラン。自分は政治家ではないと主張しますが、意外な身分が明かされました。また、アメリカで予定していたランランの演奏会が急きょ、キャンセルされました。

 
中華全国青年連合会の公式サイトによると、昨年8月24日、第11回会議で、ランランはこの団体の副主席に選ばれました。
 
 “ランランのマネージャーの友人”によると、ランランのマネージャーは晩餐会での演奏曲に中国の伝統音楽を推したものの、ランランは“胡主席と共感できる曲”を自ら選んだそうです。
 
ネットユーザーらは、ランランはやはり政治人物に過ぎない、と酷評しました。
 
“北京の春”編集長胡平氏:「中共外交省は事前に知っていたのです。演奏曲についても、曲の背景についても、しかもこの場面で演奏をする――政治的意味も分かっていたのに同意しました。故意にアメリカを弄んだのです」
 
在米民主活動家、唐柏橋さんは、これはアメリカへの侮辱だとし、アメリカ政府の対応を見守るといいます。
 
NY在住民主活動家 唐柏橋氏:「アメリカ政府が声を出すのか、中共に不満を示すのかせめて説明は求めるでしょう。米政府ははっきり分かっています。このことが何を意味するのかを」
 
ある華人青年はネットで、ランランは在米華人で、アメリカの福利厚生を受けながら、ホワイトハウスで公然と反米曲を演奏。人間性のなさの表れだと批判しました。
 
華人青年:「共産党は何をしてくれる?国民の家を強制撤去し、共産党は数千万単位で国民を殺しました。共産党は国民を侮辱し暴力をふるう。警察も国民を殺すかもしれない、毎日起きています。それなのに良識のない人はこんなことをします。皆さんはこのようにしないでください、皆さんの人生にとって良くないからです」
 
ランランの悪運はすでにめぐってきたようです。28日夜、ニューヨークのバッファロー・フィルハーモニック・オーケストラによると、ランランは病気のため、29日予定していた演奏会に参加できなくなったと公表しました。
 
雑誌“中国事務”の伍凡編集長は、演奏会が中止になった3つの可能性を挙げました。1つは本当に病気になった。2つ目は、アメリカの国の威厳を傷つけたので、中止に追い込まれた。3つ目は、非難の声に耐えられず、仮病を使った可能性。
 
伍凡氏は、何が原因であろうと、中共政府に利用されることは、災難の始まりだと指摘。ランランには、共産党のコントロールから抜け出し、自分のために道を残すことを望むと結びました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語が見られます。
 

 

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