【新唐人2011年2月7日付ニュース】お正月の爆竹は中国の風習ですが、近年、中国大陸では爆竹による火災が絶えません。今年も、わずか32時間で約6,000件の火事が発生しました。
統計によると、旧暦の大晦日から元日の午前までで、全国各地では5,945件の火災が発生。東北地方で最も高いホテルでも起こりました。北京だけでも、元日の午後2時までで、爆竹によるけが人は223人、死者は2人。
北京市民周さん:「多分品質に問題あるでしょう。もう1つ 監督管理の不備、監督管理体制がしっかりしていれば、こんなことは発生しません。爆竹の管理を強化し、条例を作るべきです」
あるネットユーザーは、古代の建物は木造でも爆竹による火災の心配はそれほどなかったのに、今の都市のほうがもろい。これは政府の怠惰によるものだと批判。また、あるネット作家はマカオの爆竹管理方法を推薦します。
ネット作家野渡:「マカオの措置を採用すること。火事になっても被害の出にくい、広い場所でやるのです」
爆竹は火災を招く危険以外にも、南京環境観測センターによると、南京市では元日の爆竹により空気がひどく汚染されたそうです。最近では爆竹も豪華さが問われていますが、かえって悲劇を招き、公害をもたらしていると専門家は指摘します。
新唐人テレビがお送りしました。
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