【新唐人日本2011年2月17日付ニュース】エジプト革命の成功は、世界を熱狂させました。香港のベテランジャーナリスト、程翔さんは、事件に対する中国共産党の反応について、ネットの情報を封鎖する反面、軍の強化に力を入れていると指摘しました。
香港のベテランジャーナリスト、程翔さんは、エジプト革命に、1989年の天安門事件を重ね合わせました。エジプト革命の成功のカギは、軍が市民に銃口を向けなかったことだったと分析します。
また、事件は中国の民主・自由の実現に大きな作用をもたらすとも指摘。
香港ジャーナリスト 程翔さん:「これは中国の民主活動家にとって、大きな励みになります。イスラムは欧米世界と大きく違うものの、民主自由を求める声が出ました。民主自由は中国の国情に合わないなど、通用しません」
エジプト政変で恐怖におののく中国共産党は、情報封鎖を図る反面、共産党による軍の指導の強化を表明しました。
香港ジャーナリスト 程翔さん:「党による軍の絶対的な指導。今これを強調するのは当局の恐怖の表れです」
香港の民主化リーダー、蔡耀昌さんも、中国当局は事件に関する情報を完全に封鎖できないと語気を強めます。
香港の民主化リーダー 蔡耀昌さん:「ネットが急速に発展する今日、完全な封鎖などできません」
新唐人が香港からお伝えしました。
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