【2014年12月05日】190の加盟国を有する国際刑事警察機構(ICPO)が先日、国際手配リストを公表しましたが、中には少なくも160人の中国人が含まれています。ほとんどが経済犯や汚職の容疑をかけられている元官僚です。
国際刑事警察機構の公式サイトに入ると、トップページの右上にある「WANTED PERSONS」(ウォンテッド・パーソンズ)をクリックすると「国際手配」されている人物たちの情報が現れます。
目下、国際手配されている中国人は少なくとも160人に上ります。その多くは汚職、賄賂、公金流用、国家財産流用などの容疑をかけられています。
中共商務部が以前発表した調査報告によると、ここ30年、外国に逃亡した中共官僚はおよそ4000人で、持ち逃げした資金は500億ドル以上に上ります。中には、国有企業のトップ、総経理、地方政府の副市長、銀行の頭取、さらには大臣級の高官すら含まれています。
2012年の薄熙来事件以降、中共の政界は揺れ動きが続いています。大権を握っている官僚であっても不安を感じ、逃げ道を探しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/03/a1158680.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/尹)