【2014年12月11日】カナダ・バンクーバーの華人が監督したドキュメンタリー映画、「ダビデとゴリアテの戦い」が世界最大のオンライン映画祭で最優秀賞を獲得しました。この映画を通じ、中国で起きている残酷な臓器狩りを知ってほしいと監督は述べています。
李雲翔(り うんしょう)監督は、ドキュメンタリー映画「ダビデとゴリアテの戦い(Davids and Goliath)」が第4回ビュースター・オンライン映画祭で最優秀賞を獲得したことに、深い感慨を覚えました。
李雲翔監督
「あの時は興奮しました。我々は巨大な肩の上に乗ったと言うべきでしょう」
映画は、人権派弁護士のデービッド・マタス氏とカナダ外務省元アジア大洋州局長のデービッド・キルガー氏が中共政府による臓器狩りや臓器の転売を調査する過程を描いています。
かつて大陸に渡り、移植手術を受けた患者の経験も紹介されています。
李雲翔監督
「台湾人の患者3人の取材もあります。患者探しでは大変 苦労しました。協力者に心から感謝します。彼らは勇敢です。自分の経験を告白したのですから」
映画祭審査員 テッド・ホープ氏
「このジェノサイドは十分な関心を浴びていません」
1アメリカの有名な映画人で、映画祭の審査員を務めたテッド・ホープ氏は、この作品が世界の注目を浴びるべきだといいます。
テッド・ホープ氏
「作品はテーマがはっきりしており、事態の解決を望む2人が登場します。重要な証人も出てきて、心揺さぶる作品に仕上がりました」
このオンライン映画祭には100万人のユーザーが参加しました。ノミネートされた230の作品のうち、優れた10作品が選ばれたあと、さらに審査員の審査を受けました。「ダビデとゴリアテの戦い」は第1位で、5万ドルの賞金を獲得しました。監督は、賞金を使って映画の宣伝をし、より多くの人に臓器狩りの真相を伝えたいと語っています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/09/a1160011.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)