【新唐人2014年12月19日】中共当局による臓器狩りは世界各国から非難され、アメリカ、ヨーロッパ、カナダなどの議会では臓器狩りを譴責する決議案が次々と通過しています。16日、中共衛生部の元副部長、黃潔夫が台湾で会議に出席した際、台湾国際臓器移植関懐協会は場外で臓器狩りの停止を求めました。
中共衛生部の元副部長、黃潔夫が16日、台湾で会議に参加した際、会場の外では、台湾国際臓器移植関懐協会が、近年国際社会で可決された中共の臓器狩りを譴責する決議文を読み上げました。
台湾国際臓器移植関懐協会 黃千峰理事
「国際社会も関心を寄せ、中共に法輪功学習者を含む、良心の囚人と死刑囚の臓器の使用を直ちに停止するよう求めています。欧州議会が2013年に通過させた緊急動議と、現在欧州理事会がまもなく各国に、公約の署名を要請するという最新情報を黃潔夫に伝えます」
記者
「良心の囚人の臓器が摘出されていると?」
中国衛生部元副部長 黃潔夫
「これは・・・えっと・・・何を言っているのかわかりません。どういう意味かわかりません」
記者
「多くの法輪功学習者が・・・」
中国衛生部元副部長 黃潔夫
「わ・・・分かりません」
黃潔夫元副部長は手を振りながら、シラを切りました。一方、今年12月、カナダ議会で決議案が通過したほか、7月にはアメリカ下院外交委員会で281号決議案、去年12月には欧州議会でも決議案が通過しました。いずれも、中共当局に臓器狩りを即刻停止するよう求めており、「良心の囚人」、「宗教の信仰」、「法輪功学習者」などが特別に言及されています。
中共当局は2015年からは死刑囚の臓器使用を停止すると発表しましたが、国際社会からは中共が国際社会の監督から逃れるため、数字のゲームをしているだけだと疑われています。
台湾国際臓器移植関懐協会 黃千峰理事
「これは形を変えた数字のゲームにすぎません。実際 死刑囚の数字は中国で行っている臓器移植の数と合致しません」
中国で実際行われている臓器移植の数は、死刑囚の数をはるかに上回っています。今年2月、国際移植学会(TTS)は習近平主席に公開書簡を宛て、中国の臓器移植市場の腐敗と臓器の乱用を変えるよう呼びかけました。
書簡では、中共は2013年に死刑囚の臓器使用を停止するとのいわゆる「杭州決議」を通過させたが、実際は実行されておらず、臓器の配分には依然として腐敗が横行している。中国の法律は「張子の虎」に過ぎないと指摘しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/17/a1161814.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)