【新唐人2014年12月27日】北朝鮮の金正恩(キム ジョンウン)第一書記の暗殺をテーマにしたコメディー映画「ザ・インタビュー」は上映中止から一転して、クリスマスにアメリカで公開されました。
「ザ・インタビュー」はフィクションですが、金正恩第一書記の暗殺をテーマにしています。映画を制作したソニー・ピクチャーズエンタテインメントは、ハッカー攻撃やテロの脅迫を受け、映画の上映の中止を決定しました。しかし、この決定が幅広い批判を浴びると、クリスマスにアメリカ全土の300以上の映画館で上映すると発表しました。
監督兼主演のセス・ローゲンと共同監督のエヴァン・ゴールドバーグは、クリスマスイブの夜、ロサンゼルスの封切り会場に現れ、ファンに感謝しました。一連の騒動を経て、映画はさらに注目を浴びています。
韓国系米国人 グレース・パークさん
「もともと注目していない映画でしたが、オバマ大統領が上映中止を批判して、重要な事件となったので、映画を見ることにしました」
英国の映画関係者 シモン・レイノルズさん
「注目の映画なので見に来ました。北朝鮮人の苦境も分かるでしょう」
ニューヨークで映画を勉強している留学生の陳さんは、ソニーが映画の上映に踏み切ったことを歓迎しました。
華人留学生 陳昱彤さん
「テロの脅迫があったので、仕方ないですが、上映中止は映画界にとって大きな打撃でした。この前例ができれば、同じ問題が続出するからです」
テロの脅迫に対して、観客は恐怖を感じないのでしょうか?
大学生 アーシャ・バーンズさん
「怖くありません。少なくとも よい映画が見られます」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/25/a1163976.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)