【新唐人2015年1月1日】上海中心部の観光名所、外灘(バンド)で31日午後11時35分、転倒事故が発生し、36人が死亡、47人が負傷しました。死傷者の中には台湾人3人も含まれ、うち1人は死亡しました。また、死傷者のほとんどが若者で、高校生と児童も含まれているとのことです。
目撃情報によると、外灘の18階建てのビルの上から、何者かが紙幣のようなものをばら撒いたため、それに殺到した人々が折り重なるように転倒しました。投げられたのは米ドル紙幣に似せたダンスクラブの引換券でした。
上海外灘ホテル従業員 黄さん
「米ドルをばら撒いたようで、人がいっぱいでした。夜11時半ごろ、下が騒々しく、こんなに多くの若者が集まるとは・・・もう一つ、主な原因は広告で皆つられるのです」
大陸メディアの報道によると、事故が発生したのは陳毅広場から高台を結ぶ階段周辺で、当時上がろうとする人と下りようとする人の間で混乱が発生し、上にいた一部の人が転び、次々折り重なるように転倒したそうです。
上海市民 劉さん
「当局は重視すべきです。上海の転倒事故は今回が初めてではありません。陸家嘴でもありました。警察は一体どこに?人が集まる所には、警察や秩序維持する人を配置すべきです」
上海の陳情者 陸福忠さん
「本来起きてはならないことです。ライトイベントを見るために、皆 外灘に行くのですが、警備が不十分です。上海市政府の指導者は無責任です。ここ数年陳情者が増え続けているのも政府の無責任さが原因です」
レーザー光線を利用した年越しライトアップイベントは、今年から開催場所が外灘の陳毅広場に変わり、上海市当局は大々的に宣伝を行いました。情報によると、31日夜、上海地下鉄の利用者数は1000万人を超えたそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/01/a1165634.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)