【新唐人2015年02月16日】15日、香港では200人あまりの市民が、大陸からの買い物客に対し、罵声を浴びせるなど、抗議を行いました。
15日、香港市民数百人が地下鉄沙田(シャーティン)駅近くのショッピングモールで、中国人買い物客の商品買い占めに抗議しました。
沙田駅は中国大陸との辺境から7つ目の駅です。抗議者のほとんどは若者で、マスクを着用し、大陸からの買い物客に罵声を浴びせるなどして、抗議しました。警察とも衝突が起きました。
香港市民 周さん
「抗議は明らかに激しくなっています。去年の雨傘運動以来、人々は何かをして、自分の考えを示そうとしています。特に若者は香港の変革を望んでいます」
周さんによると、今回の抗議は組織的な活動ではないと話します。
ショッピングモールの近くに住む女性は、SNSで抗議の呼びかけを見たので参加したそうです。礼儀も知らない中国本土からの買い物客にはもううんざりだと話します。
香港市民 鄭さん
「彼らはトランクを引っ張って、あちらこちらを歩き回り、ぶつかっても謝りもしません。また彼らの態度も非常に悪く、人とぶつかっても、『ごめんなさい』は絶対言いません。次に彼らによって、商品の価格が上がっています」
当局のデータによると、2013年、大陸からは4070万人が香港を訪れました。香港を訪れた観光客の75%を占めます。
香港大學の最新の民意調査によると、自分は香港人と考えている香港人は66%を占めています。一方、自分は中国人だと考えている人は32%にとどまっています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/16/a1177755.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)