【新唐人2015年02月18日】大紀元の郭君（かく くん）香港支社長は16日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と対談を行い、中国の政局や日中関係について意見を交わしました。
ジャーナリスト 櫻井よしこ氏
「私が知りたいのは、習近平体制の下で非常に軍事力を高めて、軍事的な恫喝をしながら、諸外国に言うことを聞かせるということが１つですね」
元ニュースキャスターで、著名なジャーナリストの櫻井よしこ氏は、大紀元時報の郭君香港支社長と対談を行いました。郭君支社長は、中国の内情について、国際社会はほとんど知らないと考えています。
大紀元時報 郭君香港支社長
「習近平が日本や東南アジアに強硬なのは、『太子党』の圧力があるからです。民族主義を標榜するのは、イデオロギーがなくなり、マルクス主義が崩壊したからです」
評論家、そしてジャーナリストとして有名な櫻井よしこ氏は、16年間テレビのニュースキャスターを務めた経験があります。現在は、国家基本問題研究所の理事長として、日本の国防、外交、経済、歴史問題など、いずれも精通しています。また郭君支社長から、香港の雨傘運動の背後に中共高層部の激しい権力争いがあったと聞くと、驚きを隠せませんでした。
そのほか郭君社長は、中共の高層部で派閥の粛清が始まれば、中国に投資している日本企業のリスクは高まると警告しました。
大紀元時報 郭君香港支社長
「中国で投資する日本企業は大きなリスクに直面しています。江沢民派の企業が粛清されるリスクです。よって、どの企業が粛清されるか判別することが大事です」
大紀元時報は長年、大きな圧力にも屈せず、中国の真相を伝えてきました。櫻井氏も、この理念に賛同を示しています。そして日本社会は今後も、中国情勢の変化を注目していくと見られます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/17/a1178252.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李）
