【新唐人2015年03月06日】３月４日、中共当局は今年の軍事費が去年よりも10％増えると発表しました。日本円で約17兆4000億円に達しますが、これで５年連続２けたの伸びとなります。
中共の軍人は現在、約230万人で、軍事費は毎年２けたの伸びを記録しています。去年の伸びは12・2％、今年の伸びは10％でした。
政権の腐敗や透明性の欠如などにより、長年、中共の実際の軍事費は、発表された数字を大きく上回ると見られてきました。アメリカやアメリカの同盟国は、中共は強大化した軍事力により、領土問題で隣国を虐げていると批判しています。
これに対し当局は、軍事費の増加は装備の更新と防衛力を高めるために過ぎないと説明します。しかし、周辺国は当局の言い分を信じていないため、軍事関連の予算を増加させています。日本が今年、防衛費を２・８％増やしたほか、インドの軍事費も11%伸び、400億ドル、日本円で約４兆8000億円に増えました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/04/a1181987.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李）
