【新唐人2015年07月11日】
豪紙 一面に江沢民告訴のうねりを掲載
オーストラリア有数の『フェアファックス・メディア』傘下の新聞は7月2日、中国共産党による臓器狩りや江沢民に対する告訴のうねりをトップ記事で報道しました。
記事では、2人の法輪功学習者の迫害を紹介しています。シドニーの高校に通う明真(めいしん)さんの父親・賈曄(かよう)さんは、今も中国の刑務所におり、中共の臓器狩りの犠牲になるのではないかと案じられています。また、荘瑋(そう い)さんは中国で何度も迫害を受けたうえ、ご主人は今でも、当局の妨害で出国できません。
賈曄(かよう)さんの妻と荘瑋(そう い)さんはすでに、江沢民を訴える訴状を、中国の最高司法機関に郵送しました。
そのほか、今年5月末から、すでに2万人以上の法輪功学習者が江沢民を告訴しているとも紹介しています。
長春、昆明、秦皇島ではスローガンも
中国大陸でも、江沢民告訴のうねりは広く伝わっています。『法輪大法明慧ネット』の7月5日の報道によると、吉林(きつりん)省長春(ちょうしゅん)市、雲南(うんなん)省昆明(こんめい)市などで『全世界で江沢民を裁く』といったスローガンが現れています。観光地や繁華街の中心、さらに街角や道端でも見られるそうです。
また7月2日までに、江沢民を告訴した法輪功学習者とその家族はすでに4万人を超えており、特に6月の最終週だけで2万人以上増えました。
工場側が従業員代表買収を試みて失敗
広東(かんとん)省にある香港系の工場、慶盛服飾皮具(けいせい ふくしょくひぐ)公司では、従業員の抗議活動がエスカレートし、100人以上の従業員が広東省委員会の入口で、抗議を始めました。8日以上が経ち、倒れる従業員が続出しています。
ラジオフリーアジア(RFA)によると、工場側はひそかに従業員側の代表に、15万元と引き換えに抗議の中止を求めましたが、拒まれたため、この従業員を一方的に解雇しました。現在、この従業員は勾留されています。
この工場では昨年12月、社会保障費の未納が原因で、1000人規模のストライキが起きています。今年5月には労資紛争が発生し、先月にも400人規模のハンガーストライキが起きています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/07/07/a1208593.html(中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李)