【新唐人2015年09月29日付ニュース】
9月28日、アメリカ、ヨーロッパなどでは満月がふだんより大きく、そして明るく見える「スーパームーン」が地球の影に全て隠れる珍しい皆既月食が観測され、33年ぶりの天体ショーに各地で歓声が上がりました。
イギリスのロンドンでは巨大な「スーパーブラッドムーン」が現地の空にかかりました。
月が地球の影に入った際に真っ暗になるのではなく、地球の大気圏で太陽の赤色光が夕焼けと同じ原理で月が赤く輝く現象を英語では「血のように赤い月」という意味からブラッドムーンと呼ばれています。
スーパームーンは月が地球に最も接近した時に新月または満月になった月で、その赤黒く輝く皆既月食がアメリカやヨーロッパ、それにアフリカなどの各地で観測されました。
28日、南米のアルゼンチンでは家族連れや天文愛好家などが天文館に集まり、望遠鏡を覗きこんで、この珍しい現象を観察しました。
ブエノスアイレス住民キアラ・ベレン・モラレスさん
「影が見えました。月がどんどん小さくなって本当にすごいわ」
又、南米ベネズエラのバルガス州では強風を受けながらも少しでも高い場所から見ようと山の上に大勢の市民が集まりました。
バルガス州 ジャミレ・ズロアガさん
「成功した皆既月食です」
皆既月食とスーパームーンのコラボは前回が1982年、次回が2033年と滅多にお目にかかれない天体ショーです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/09/28/a1226413.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/萩野 映像編集/李)