【新唐人2010年3月8日付ニュース】相通ずる(あいつうずる)文化背景を持つ日本と中国。だからこそ、神韻が演ずる中国の伝説や故事が、日本人の理解と共感を呼ぶのでしょう。
神韻の踊り手はこれまで、「岳飛(がくひ)」「李白(りはく)」「木蘭(もくらん)」など、日本人にもおなじみの人物を、古典舞踊で表しました。今年の『山を開いて、母を救う』は、広く観客に支持され、感動の涙が見られました。
神韻の踊り手は、中国古典舞踊で中国の神話『山を開いて、母を救う』を演じ、観客の強い共感を呼びました。
3人の子の母である、美容アドバイザーの吳里絵さんは、この演目で涙があふれたそうです。
美容アドバイザー 吳里絵さん
「山を切り開いて母を救うという、私も子供が3人おりますので、もうすごく感動して…子供が母を思う気持ちと、母が子供を思う気持ちと重なりまして、涙を沢山流してしまいましたので、ちょっとお化粧の方が…」
最高裁判所・元事務官の大野淵子さんもやはり、同じです。
最高裁判所・元事務官 大野淵子さん「子供さんの出る場面。とても、もう素晴らしい。優しさ、厳しさを教えてくれて本当にありがとうって。心からありがとうって言いたいです」
かつて子供の教育にたずさわった梶村佐喜江(かじむら さきえ)さんは、また、踊り手の高い技も賞賛します。
児童教育者 梶村佐喜江
「本当に子供の、手の先、足の先。大人と同じく訓練されて」
大野さんは、来年に向けての思いを語ってくれました。
最高裁判所・元事務官 大野淵子さん「来年は小さな子供を必ず連れて来たいと思っております。小さくても感動を与えて、生きるってこのようなことなのよと、言ってほしいと思って」
また子供には、神韻を通し真の人生の道を分かってほしいとも述べました。
新唐人記者が東京からお伝えしました。