金髪女性たちの驚くほど速い足運びが、観る者を限りなく惑わせる
【新唐人2015年10月13日付ニュース】
ロシア民謡の伝統的＜ベリョースカ・アンサンブル＞というダンスは、外国人にとっては極めて神秘的なものだ。地面まで着くフワフワの長いスカートを履いた金髪女性たちがゆっくりと移動する時は、彼女たちの下半身がまるで揺れているかのように見え、ぐるぐるとまわる時には、足元に車輪のようなものをつけているかのように素早く動くので、観る者の目はくらくらして全くわけがわからなくなるほどだ。
ベリョースカ・アンサンブルは、ロシア民謡で、1948年のグループダンスにまで遡ることができる。飛び跳ねて踊るのはいつも若い女性たちで、彼女たちの金色の髪の毛は、長いおさげに結われており、伝統的なスカートを身にまとって、数十年に渡って全く変わらない音楽を用いながら、ある時は素早くある時はゆっくりと移動する振付が割り当てられている。
彼女たちは、神秘的にひらひらと移動する技術を除けば、ダンスのステップもなく、ただ列に並んでくるくるとまわっているだけなのだ。これらは、見たところでは簡単な動作のようだ。女性たちは素早くひらひらと移動するのだが、さらに観る者を不思議に思わせるのは、この女性たちが動いていく速度が全く同じであるという点だ。
このようにベリュースカ・アンサンブルの歩みは、長年に渡って他の誰にも理解しがたいものである。まるで“さざ波のような歩み”を舞うことを学ぶ女性たちは、学ぶ前に皆、この歩みの秘密を決して外部には口外しないということを誓うのである。それで、情報が氾濫し、インターネットの技術が極めて拡がりを見せた今日においてさえも、人々は依然としてこの女性たちの“からだの中に、どんな仕掛けがされているのか”を知るよしもないのだ。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/10/09/a1228680.html （中国語）
（翻訳者：プリシラ）
