【新唐人2015年11月5日付ニュース】
アイスランドの海域には自然に現れた小島がある、まるで巨大な一頭の象が海の中を歩いているようだ。
アイスランドの海域には多くの小島が存在し、すべてが岩石によってできている。しかも、全てが自然にできたにもかかわらず、どう見ても一頭の巨象に見え、顔面から体の全体までがさながら一頭の象を何倍にも大きくし、海中に立ち止まっているかのように見える。
この巨象は、アイスランドが火山の噴火によってできたベストマン諸島の中でも最大のヘイマエイ島の海岸に位置している。ヘイマエイ島のエルドフェルノ火山は1973年に一度噴火したのだ。
巨象は、エルドフェルノ火山の噴火によってマグマが海水に流れ込んだ玄武岩でできており、マグマと海水がぶつかって皺がよっているのは、巨象の皮膚が普通はザラザラしているものであることを彷彿とさせるのだ。しかも、大自然は本物に及ばないまでも、マグマが冷えたことで、極めて巧みに一頭の巨象の体型と皮膚の模様を作りあげたのだった。
ネット写真
ヘイマエイ島は、ベストマン諸島の中で唯一人間が住んでいる島で、島民の数はおよそ4135名だ。諸島の中には、狩猟小屋のある島もあれば、全く何もない島もあった。
記録によれば、エルドフェルド火山の噴火時には、島の五分の一の地域がマグマで粉砕されたのだという。話題になったことといえば、1998年から2003年まで、ヘイマエイ島は映画「フリーウィリー」の主役を演じたシャチのケイコの住処であったことぐらいか。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/10/24/a1231568.html(中国語)
(翻訳/プリシラ)