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シドニーで中国のエイズの実態を訴え

2015年12月11日

シドニーで中国のエイズの実態を訴え

 

【新唐人2015年12月11日付ニュース】

 

オーストラリアの記者の報道によると、中国エイズ予防活動家高耀潔(こう ようけつ)氏の弟、高世浩(こう せこう)氏が姉である耀潔氏の著作の宣伝でシドニーを訪れ、中国のエイズの実態を知って欲しいと訴えています。

 

シドニー在住の華僑が、早くもチャイナタウンに集まり、高耀潔氏の書籍の贈呈を待っています。

 

シドニーの住民

「高耀潔さんの作品を知りたくて、前から新聞の連載を見ていた」

 

高耀潔氏は、河南省中医学院の教授で婦人科腫瘍の専門家で、「中国エイズ予防の第一人者」と呼ばれています。彼女の著作の内容は、エイズ患者の悲惨な環境と結末だけでなく、中国河南当局の売血によって、エイズ感染を拡大させた真実も書かれています。

 

高耀潔氏の弟高世浩氏

「彼らの生活レベルは最も低い、とてもかわいいそうで。彼らは腐乱して、最後は骸骨のようになる。貧困で家の中には何もない」

 

中国のエイズの真実を暴露したことで、高耀潔氏は当局の迫害を受け、2009年8月、アメリカに亡命しました。その後、弟の高世浩氏が、耀潔氏の後を継ぎ、大陸で仕事を続けています。

 

高耀潔氏の弟高世浩氏

「今政府が取った方法は封じ込みです。外の人が入れない、中の人が出られない。状態にして自然消滅を待っています」

 

高世浩氏は、中国当局のやり方に反対し、多くの人の協力を求めているそうです。

 

シドニーの住民

「この事でわかった。共産党は邪悪なものだ。民衆に血を売らせ金を儲け、こんな政権はありえない。共産党は滅亡になるはず。解体しないと中華民族には希望がない」

 

 書籍贈呈の場で、高世浩氏は華僑と交流し、読者の質問に答えました。読者の中には、当地の華僑や中国からの観光者、また、近くで働いている華人もいます。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20151209/video/161680.html?(中国語)

(翻訳/小松 ナレーター/大口 映像編集/李)

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