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華僑俳優が見るハリウッドの人種差別

2016年01月31日

【新唐人2016年2月1日付ニュース】

最近、多くの人が、オスカーのノミネートはエンターテインメント業界の多文化的背景を反映できないと考え、ボイコットを始めたことで、主催者側は、次の4年間、女性や少数人種の投票率を倍にすると発表しました。では、ハリウッドの人種差別がどれくらいのものか、一緒に見てみましょう。
 

最近、オスカーはエンターテインメント業界の多文化的背景を反映できていないとの意見を持つ人が増えています。
 

第13回「Living Legends of Aviation」セレモニーの現場で、ジョン・トラボルタ(John Travolta)は、オスカー主催側は公正だと思うが、改善することはいいことだと話しました。

ハリウッド俳優ジョン・トラボルタ
「改善することができるのはいいことです。しない訳はありません」

しかし、白人ではないハリウッドの俳優にとってはどうでしょうか。

ジェームズ(James)は、20年以上のプロの俳優を務めています。ロサンゼルスのマネジメント会社での最初の経験は苦いものです。

俳優ジェームズ
「マネジメント会社の反応は君は凄いよ。気に入った。もっとよくできると思うよというものだった。だけどあなたのような人はもういる、契約もした。こんなことは毎日あります。私のような人間は面接のチャンスも少ない、わかっているけど。これはずっと業界内の問題です」

この16年、情況は少し改善されています。芸能界は金儲けが目的ですが、アメリカの映画やテレビはアメリカの現状を反映するのが重要だとジェームズは言います。

俳優ジェームズ
「映画製作者、スタジオスタッフ、脚本家には注意して考えて欲しいです。窓の外を見るだけで、周りの多元的な文化が見えるはずです」

オスカーに関する論争は、社会にとって良いことだとジェームズは信じています。

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/01/28/a1249591.html (中国語)

(翻訳/小松 ナレーター/藤坂 映像編集/李)

 

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