【新唐人2016年2月1日付ニュース】
台湾鴻海(ホンハイ)精密工業は先日台湾大学総合体育館で年末のチャリティイベントを行いました。鴻海の会長郭 台銘(かく たいめい)氏は、申年の今年は孫悟空の72変化のように変化の多い年になり、シャープ再建支援案に対して自信があり、最短で2月5日に結果が出るだろうと話しました。
鴻海会長 郭台銘氏
「我々の条件は競争相手よりずっと優れていると思います」
郭会長は30日夜、日本から帰国し、翌日の朝、台湾大学に姿を見せ、スタッフと年末イベントを開きました。郭会長は日本メディアが報道した「シャープ本部へ6590億円で株式の2/3を手に入れた」との内容を否定しました。
鴻海会長 郭台銘氏
「日本政府と対立などしていません。むしろ日本政府は私たちを歓迎しています。実際、我々の競争相手は日本政府ではありません。報道の視点を見直す必要があります」
産業革新機構(INCJ)は政府機構ではなく、民間投資機構に過ぎず、政府補助金の申請が可能なだけだと郭会長が説明し、日本政府は鴻海の投資を歓迎していることを強調しました。シャープは2月4日に取締役会を開き、最短で2月5日には結果が出ます。
鴻海会長 郭台銘氏
「この提案をきっかけに、台湾と日本の科学技術産業を結合させ、世界各地へ広めていく手本になってほしいと思います」
今年の鴻海忘年会で、未来の科学技術の先行きについて、郭会長はハードウェアとソフトウェアの融合、バーチャルとリアルの結合だと見解し、今までの事業改革の努力はこれから実ってくるだろうと話しました。
鴻海会長 郭台銘氏
「2016年は変化が多い年であり、予測の難しい72変化の申年です」
郭会長は国際化、科学技術化と若い世代の活用をもって未来に対応し、これからの10年は輝かしい飛躍の10年になると話しました。
新唐人テレビがお伝えました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160131/video/165083.html?(中国語)
(翻訳/顧 ナレーター/佐藤 映像編集/李)