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欧州各国で「O-104」の感染相次ぐ

2011年05月31日


【新唐人日本2011年6月1日付ニュース】ドイツを中心に、腸管出血性大腸菌「O-104」の感染がヨーロッパ各国に広がっています。EU農業総局は30日、ハンガリーで農作物による「O-104」の人体への感染について討議を行いました。

ドイツでは、「O-104」により14人の死亡と300人あまりの重症が確認されました。感染はすでに北欧諸国にまで拡大しています。

「O-104」が最初に発見されたのは、ドイツが輸入したスペイン産きゅうりからでしたが、検査の結果、スペイン産キュウリは感染源でないことが判明。

EU農業総局は、会議終了後、感染源の特定にはさらに情報が必要と述べました。

“きゅうりから病原菌を発見しましたが、他の農作物の感染はないか調べて、感染源を特定します。正しい情報をもって、消費者も正しい判断ができます。”

スウェーデンでも36件の感染例が発見され、患者のほとんどがドイツ北部に行ったことがあるそうです。イギリス、デンマーク、フランスなどでも感染例が発見されています。スウェーデン当局は、ドイツ北部に行く際は、生のきゅうり、レタス、トマトなどは食べないよう勧告しています。

新唐人テレビがお伝えしました。

www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/06/01/a539954.html.
(中国語)

 

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