【新唐人2016年2月23日】
20日、中国のほとんどのマスコミのヘッドラインは、「党と政府が作ったマスコミは宣伝基地である、よってその姓は『党』とすべき」でした。広東の『南方都市報』もこれをそのまま掲載しましたが、その際、その見出しの下に深センの経済改革の父である袁庚(えん こう)氏の骨を海に散骨した写真を配置し、「魂帰大海」の4文字を添え、ちょうど、ヘッドラインの「媒体姓党」と「魂帰大海」の組合せ、すなわち、「この国の全てのマスコミの未来は死」とも読み取れる微妙な組合せが出来上がりました。故意に編集したのではないかと、香港紙の『蘋果日報』(ひんかにっぽう、Apple Daily)は解釈しました。
中国のネットユーザーにも「信念がある」と評価され、写真をネットで拡散したり、わざと新聞を購入するなどの形で支持を獲得しました。
『南方都市報』は、広東省党委員会に属し、中国南部の有力日刊紙であり、自由派の色彩の強い報道で知られています。記事は、大陸以外の華人媒体で特によく引用されます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/02/22/a1253978.html (中国語)
(翻訳/Ann ナレーター/藤坂 映像編集/李)