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香港ヴィクトリア公園でお正月用品を求める市民で賑う!

2016年02月05日

【新唐人2016年2月5日付ニュース】

 

猿年を迎え、ヴィクトリア公園では香港最大規模の正月用品販売市が始まります。猿をモチーフにした飾り物や母語である広東語にまつわる製品が大きな話題を呼んでいます。

 

記者

「香港人のお正月の風物詩といえば花市場巡りとお正月用品の買い出しです。中でもヴィクトリア公園が最大規模で、大変な人出です」

 

猿年を迎え、ヴィクトリア公園は西遊記の花果山(かかざん)に変身し、春聯(しゅんれん)から飾り物、店名まで猿を連想させています。

 

しかし中には、大学生たちが現政策を皮肉って、「上質な物は密輸入、香港は中国に戦略的に包囲されている」と揶揄したポップを掲げています。

 

大学生のケニスさん

「中国政府がダブルスタンダードで二重政策をやっています。本土の密輸入貨物には寛容的ですが、香港の住民は厳しく検査され、音楽学院の生徒は自分の楽器も持ち込みできないほどです」

 

大ヒット香港映画の「十年」の影響で香港人は広東語がなくなりつつあり、ネット上で流行した広東語の言葉を枕カバーに印刷するなどアイディア満載の商品が並びます。

 

大学生の梁さん

「私たちは香港の母語である広東語をなくすことは決して許せません。香港人が必ず広東語を守っていきます」

 

ある店舗では昔の広東を懐かしがり、昔の物語、ことわざ、祝辞が書かれた立体春聯が売られています。

 

デザイナー楊悦欣さん

「私たちは昔の人情味のある生活を取り戻したいのです。ですから、この気持ちを持ってデザインや絵などを用いて昔の物語を表現し、香港独自のカレンダーを作りました。このカレンダーがあれば懐かしくなるでしょう」

 

新年はもうすぐやってきます。新年に対してどういう期待をしているでしょうか?

 

デザイナー楊悦欣さん

「私たちは香港を守っていきます。香港がよくなることをやり、自分の仕事もがんばります」

 

大学生

「みなさん、新年おめでとうございます!」

 

新唐人テレビがお伝えしました。 

                                                          

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/02/03/a1250545.html( 中国語)     

(翻訳/碧眞 ナレーター/萩野 映像編集/李)

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