【新唐人日本2011年6月7日付ニュース】6月3日に行われた中国国務院新聞弁公室の記者会見で、中国環境保護省李幹傑次官は、環境汚染に触れた際、中国の7大水系の汚染は全体的には軽度であると述べました。本当にそうなのでしょうか。
李次官は、目下中国の環境は非常に厳しく、半分以上の都市が酸性雨に見舞われ、地表水の汚染は依然深刻だと表明。しかし、長江黄河、珠江、など7大水系の汚染は軽度で、うち、長江と珠江の水質は良好であると述べました。
これに対し、ネットユーザーらが集中砲火を浴びせます。“長江下流の黄色で混濁した水を軽度といえるのか、中度といっても過言ではない。”
“人間の制度自体が汚染されているのだから、水は言うまでもない”
“子孫を断つ発展方式だから、汚染はつき物”。
“数千年の文明国が短い数十年の間に、生態危機、環境危機、水危機に陥った。先祖が残した豊かな生体環境が数十年で消えてしまった。今の社会、環境は目も当てられない・・・”
アメリカ在住の作家趙岩さんは自身の文章で “危機の多くは人為的なもの。GDPのみを最重要視し、法律に権威がないなど、根本的な問題は発展と管理の体制にある” と述べました。
また、こんな意見もあります。中国の環境保護省は廃止したほうがいい、全く意味のない部門で、逆に間違った情報を発信し、民衆を惑わせる。
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)