【新唐人2016年3月15日】
中国市場により上手く参入するため、ナイキ、ルイ・ヴィトン、バーバリー、ディオール及びジバンシー等の西洋ブランドは、いささか中国文化の要素を取り入れようと「中国化」を試みる。多くの中国の都市において、商品の売れ行きは良いのだが、中国の伝統の習わしを守らないととんちんかんなことが起きてしまう。
ナイキは中国で一風変わったスニーカーを発表した。「幸運がやってくるように」との願いを表現するため、わざと左の踵に中国語で「発」の文字を、右の踵には「福」の文字を記した。このセールス戦略は効果があった。が、ナイキは知らない。この二文字が合わさると「発福」というひとつの単語になり、その意味は「かっぷくがよくなる」と、全然違う意味になってしまうことを。
中国猿年を祝うため、ジバンシーはあえて十二支のカレンダーを発表した。しかし、猿の見た目がゴリラになってしまい、結果Gogoboi微博ネットユーザーたちの嘲笑を招くことになってしまった。
ルイ・ヴィトンも、猿年を迎えるにあたり、ある特殊な金のネックレスを大々的に発表した。小売価格は2,450米ドル。しかし、Gogoboi微博のアクセス中、数百のマイナス批評が、このネックレスのデザインは酷い、偽ブランドだと評価している。
バーバリーは去年、中国の新年を祝うため、古典的な絵柄プリントのスカーフを発表した。表面には、赤い色で「福」の文字をプリントし、「財運がありますように」と表現した。しかし、中国大陸のネット民らには、スカーフの色が薄い白色を呈しているのに「福」の赤く大きい文字がスカーフの端にプリントされていて調和がとれていないように見える、と批評されてしまった。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/13/a1257463.html(中国語)
(翻訳/亜弥)