【新唐人2016年3月25日】
香港シティバンクが香港大学に委託した調査によると、昨年8月から今年1月にかけて、流動資産が1千万香港ドル(約1.45億円)又はそれ以上の香港人億万長者は、2014年に比べて5%増の5.9万人に達し、124人に1人が億万長者であるとの調査結果を明らかにしました。また、百万長者も10%増で、71万人に増えました。
一方、億万長者の幸福度指数は32%から17%へと大幅に下降し、特に香港の教育への不満が最も顕著に表れました。14%の者は5年以内に移民する考えを示し、前年度比4%増加しました。人気移民先は台湾、英国、カナダとオーストラリアが含まれています。
シティバンクセールス業務主管 林智剛氏
「億万長者の家族は多くが既に海外にいるので、移民を希望するのです。今後の発展として定年退職後は、違う所、違う環境へ行きたいし、子どもの教育も重視するので、勿論それも理由の一つです」
昨年の金融波乱で、億万長者たちの投資は抑える方向になっています。
シティバンクセールス業務主管 林智剛氏
「商品が減少しました。例えば、株と人民元の貯金、全て減りました」
63%の億万長者は、今後2年の内に不動産価格が下落すると予測しています。6%の人が昨年、少なくとも1件の不動産投資を行いました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/24/a1259221.html (中国語)
(翻訳/王大同 ナレーター/真彌 映像編集/李)